エアライン, ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2012年12月2日 21:21 JST

日航、787でサンディエゴ就航 大西会長も”現場復帰”

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 日本航空(JAL、9201)は12月2日、成田-サンディエゴ線を開設した。ボーイング787-8型機(186席)で運航する。JALの787運航の新路線は4月の成田-ボストン線に続き2路線目。

成田空港の搭乗口でサンディエゴ線初便の乗客を見送るJALの大西会長と社員=12月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

サンディエゴ線初便の乗客に配られた記念品=12月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 サンディエゴはメキシコ国境に近いカリフォルニア州最南の海岸沿いに位置し、ロサンゼルスに次ぐ同州第2の都市。通信技術大手クアルコムなど、情報通信やバイオ、医療機器などの産業が盛んで、過ごしやすい気候のため米国内でも観光などで人気があるという。

 機内食はサンディエゴでメキシコ料理が親しまれていることから、成田発便のビジネスクラスでメキシコ料理をアレンジしたメニューを提供。プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスでは、ケンタッキーフライドチキンを展開する日本ケンタッキー・フライド・チキンと共同開発した「エア ケンタッキーフライドチキン」を用意する。

 初便は乗客185人と座席を使用しない幼児2人でほぼ満席。記念品としてサンディエゴと姉妹都市の横浜市にあるハンドバッグ店「キタムラ」製ポーチや、成田市が地元特産品で作ったあんパン「ソラあんぱん」などが配られた。

 整備部門出身の大西賢会長も整備士とともに機体(登録番号JA827J)を最終確認。JALの社員が駐機場から蛍光チューブと横断幕で見送る中、定刻より2分早い午後5時8分にサンディエゴへ向けて出発した。

 自ら点検した機体を見送った大西会長は「(経営より)こっちのほうがいい。エンジンの音を聞くだけでワクワクするね」と本紙に語り、つかの間の“現場復帰”に満面の笑みを浮かべて満足げだった。目標となるロードファクター(座席利用率)については「ボストン線はずっと85%を超えているので、ぜひ近い数字を出したい」と語った。

 成田-サンディエゴ線は2013年2月末まで週4往復で運航。3月1日からデイリー運航に増便する。また、2月25日にはサンディエゴ線に次ぐ787運航の新路線として、ヘルシンキ線が就航する予定。

ビジネスクラスではメキシコ料理をアレンジした機内食を提供=12月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

初便の機体に近づく大西会長=12月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

スポットを離れるサンディエゴ線初便の787=12月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

サンディエゴ線初便を見送るJALの社員=12月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

横断幕を持った社員とともにサンディエゴ線初便を見送る大西会長=12月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

滑走路へ向かうサンディエゴ線初便の787=12月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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