エアライン, 空港 — 2016年12月1日 09:48 JST

ピーチ、宮城県と東北キャンペーン 女性客に照準

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 宮城県はピーチ・アビエーション(APJ/MM)とともに、「!?-WOW-東北新発見」キャンペーンを2017年3月5日まで実施している。ピーチの利用者層である20代から30代の女性をターゲットに、東北の魅力を知ってもらう。

宮城県と東北のキャンペーンを展開するピーチ=13年4月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ピーチは2013年4月12日に、国内6都市目として仙台へ就航。LCC初の東北地方への乗り入れとなった。現在は1日最大3往復運航しており、2017年夏ごろに第3拠点化する。夜間駐機が出来る拠点化後は国内線のほか、上海への国際線も開設する見通し(関連記事)。

 仙台空港は今年7月1日、国が管理する空港では初の民営化を果たした。県は仙台空港を拠点に、気仙沼市の巨大フカヒレ丼や、秋田県横手市の「かまくら」をテーマにした祭り、福島県会津若松市のスマートフォンを持ち込んで自撮りが出来る温泉などを女性客に体験してもらい、これまでと違った視点で東北の良さを発見してもらう。

 ピーチのフリーペーパー「PEACHLIVE」では、2017年1月20日発刊予定の第4号で宮城県を特集。旅行者向けウェブサイトやラジオ局などと連携して情報を発信していく。また、ピーチでは関西-仙台線のセールを計画している。

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「!?-WOW-東北新発見」
ピーチ・アビエーション
宮城県
仙台空港

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