エアライン, ボーイング, 機体 — 2016年11月4日 20:05 JST

4万フィート上空でバレエ ブリティッシュ・エア、モスクワ線に787-9

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 ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)は現地時間11月1日、ロンドン(ヒースロー)-モスクワ(ドモジェドボ)にボーイング787-9型機の投入を開始した。1日最大3往復のうち、週1往復を787-9で運航する。導入を記念し、1日のロンドン発便の機内では、ロシアのボリショイ・バレエ団がダンスパフォーマンスを披露した。

4万1000フィート上空の機内でパフォーマンスを披露するジェンキンスさん(左から2人目、ブリティッシュ・エアウェイズ提供)

 ブリティッシュ・エアウェイズの787-9は計216席で、ファースト8席、ビジネス42席、プレミアムエコノミー39席、エコノミー127席。同路線はエアバスA321型機を中心に運航している。787の投入により機材を大型化し、ファーストとプレミアムエコノミーの各クラスも設定する。

 4万1000フィート(約1万2500メートル)上空の機内では、英メゾ・ソプラノ歌手のキャサリン・ジェンキンスさんが『虹の彼方に』(Somewhere Over the Rainbow)を披露。ジェンキンスさんの歌声に合わせ、バレエ団がダンスを披露した。

 ロンドン-モスクワ線は、年内は週1往復を787-9で運航。2017年1月3日からは週2往復に増やす。同社の日本路線では、ロンドン-成田線に787-9を投入している。

関連リンク
ブリティッシュ・エアウェイズ
British Airways- World’s first ballet and musical performance at 41,000 feet(YouTube、2分14秒)

ブリティッシュ・エア、成田に787-9(16年7月8日)