エアバスは、開発中の大型貨物機A350Fの初号機(登録記号F-WXLD)が塗装を終え、塗装工場からロールアウトしたと明らかにした。次の段階は初飛行としているが、具体的な実施時期は明らかにしていない。

ペイントロールアウトしたエアバスA350F(同社提供)
初号機の機体デザインは、公募で選ばれた2案を基に決定した。エアバスによると、4000以上の応募から選ばれた2案が類似していたため、組み合わせて最終デザインを作成した。2023年6月にパリ航空ショーでデザインを公開していた。
A350Fは、大型旅客機A350の貨物型。初号機は2025年10月までに、仏トゥールーズの最終組立ライン(FAL)に胴体や主翼、水平尾翼などが集まり、最終組立に入っていた。エアバスは試験機を2機製造し、2026年から2027年にかけて飛行試験を実施する計画を示していた。
最大ペイロード(有償搭載量)は111トン、航続距離は8700キロメートル(4700海里)。全長は70.8メートルで、標準型A350-900の66.8メートルと長胴型A350-1000の73.79メートルの中間となる。エンジンはA350-1000と同じロールス・ロイス製「Trent XWB-97」を搭載する。

ペイントロールアウトするエアバスA350F(同社提供)

ペイントロールアウトしたエアバスA350F(同社提供)

ペイントロールアウトしたエアバスA350F(同社提供)
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