エアライン, ボーイング, 官公庁, 機体, 空港 — 2026年7月11日 19:03 JST

ライアンエア737、離陸後に窓脱落 乗客の体が一部機外へ

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 北マケドニア共和国上空で現地時間7月10日午前(日本時間同日午後)、ライアンエア(RYR/FR)傘下のマルタエア(MAY/MW)が運航するテッサロニキ発メミンゲン行きFR1879便(ボーイング737-800型機、登録記号9H-QEU)の客室の窓が外れた。AP通信などによると、窓側席の乗客1人が機外へ吸い出されそうになり、周囲の乗客が機内へ引き戻したという。同便は出発地へ引き返した。

ライアンエアの737-800(資料写真)=20年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ライアンエアによると、同便は飛行中に乗客用の窓が外れたため、離陸後まもなくテッサロニキへ戻った。機体は通常通り着陸し、乗客はターミナルへ戻った。乗客1人が地上で医療処置を受けたという。

 NTSB(米国家運輸安全委員会)は、同便が右エンジンの問題と客室減圧により出発空港へ引き返したとの通知を受けたとしている。また、窓が外れた原因は特定されていない。発生空域が北マケドニアだったため、調査は同国当局が主導し、NTSBが支援する。

テッサロニキへ引き返したFR1879便の航跡(Flightradar24から、実際の位置とは誤差がある場合があります)

 FR1879便は、ギリシャ北部テッサロニキからドイツ南部メミンゲンへ向かっていた。ライアンエアの運航情報によると、同便は出発地の現地時間で10日午前6時5分(定刻午前5時55分)にテッサロニキを出発した。航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」によると、午前6時12分に離陸し、離陸から10分余りで北マケドニア南部上空を引き返した。その後、テッサロニキ周辺で旋回し、午前7時16分ごろ同空港へ戻った。

 当該機の座席数は1クラス189席で、2008年3月にライアンエアへ引き渡された。当時の登録記号はEI-DYFで、マルタエアへは2022年9月に移った。

テッサロニキ空港を離陸するFR1879便の航跡(Flightradar24から、実際の位置とは誤差がある場合があります)

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