エアバス, エアライン, 機体 — 2026年5月5日 09:23 JST

シンガポール航空、A380・A350にStarlink 27年から高速Wi-Fi

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 シンガポール航空(SIA/SQ)は現地時間5月4日、米SpaceXが提供する低軌道衛星を使う高速通信サービス「Starlink(スターリンク)」を機内Wi-Fiに導入すると発表した。2027年第1四半期から順次導入し、2029年末までに完了する見込み。対象はエアバスA350-900型機の長距離仕様と超長距離仕様機A350-900ULR、総2階建ての超大型機A380となる。

Starlinkを導入するシンガポール航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 Starlinkは、低軌道に1万基超の衛星を打ち上げている。航空機向け端末「Aero Terminal」はアンテナ1基あたり最大1Gbpsに対応し、航空機向けにマルチギガビット級の接続を提供できるという。

 導入後は、離陸から着陸まで全クラスで高速通信を利用できるようにする。動画ストリーミングやSNSへの投稿、ゲーム、大容量ファイルの送信などを想定しており、SpaceX側は乗客と乗務員が低遅延の通信を体験できるとしている。

 Starlink導入機でも、シンガポール航空が現在提供している容量無制限の無料Wi-Fiサービスは継続する。対象はスイート、ファーストクラス、ビジネスクラスの乗客と、PPSクラブ会員、クリスフライヤー会員がプレミアムエコノミークラスまたはエコノミークラスを利用する場合となる。

 プレミアムエコノミーとエコノミーの利用者は、予約時またはチェックイン時にクリスフライヤー会員情報を登録する必要がある。非会員は無料で会員登録でき、機内では個人端末からKrisWorld.com経由で登録できる。

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KrisWorld Digital(Singapore Airlines)
シンガポール航空

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