豪ジェットスター航空(JST/JQ)は、客室内装を刷新したボーイング787-8型機の改修初号機(登録記号VH-VKK)を日本路線に初投入した。ジェットスターは787を11機保有しており、2027年後半までに全機の改修を終える。

日本路線初投入で関空に到着したジェットスター航空の787新仕様機(同社提供)
初の日本路線への新仕様機投入となったのは、現地時間4月15日のブリスベン-関西線。関西行きJQ23便はブリスベンを午後0時45分に出発し、午後8時44分に到着した。折り返しのブリスベン行きJQ24便は午後10時8分に関西空港を出発して、翌日午前8時5分に着いた。
新仕様機は2クラス325席で、ビジネスクラスが44席、エコノミークラスが281席。従来の2クラス335席仕様(ビジネス21席、エコノミー314席)と比べ、ビジネスクラスは倍以上の23席増となる一方、エコノミーは33席減となった。
ビジネスクラスは2-3-2配列で、シートピッチは38インチ(約96.5センチ)、リクライニング角は7インチ。レッグレストとフットレスト、折り畳み式のインアーム・トレイテーブルを備える。
エコノミークラスは3-3-3配列で、シートピッチは30インチ。独レカロ製の新型シートを採用した。リクライニング角は5インチで、同社が保留するエアバスA320neoとA321LRと比較し、快適性を向上させたという。
また、パイロットと客室乗務員が休憩する「クルーレスト」も拡充。機内後方に6台分のベッドを新設し、最長16時間の長距離運航が可能になった。

日本路線初投入で関空に到着したジェットスター航空の787新仕様機のクルー(同社提供)

日本路線初投入で関空に到着したジェットスター航空の787新仕様機(同社提供)
ジェットスターの787としては初導入となった機内Wi-Fiは、親会社のカンタス航空(QFA/QF)と同じくViasat(ビアサット)を採用。衛星通信を活用した高速通信で、動画ストリーミング、メッセージ送受信、ウェブ閲覧などに対応する。
ビジネスクラスは、無制限のデータ通信プラン「ストリーミングプラス」を無料提供。エコノミーは有償で、ストリーミングプラスを25ドル(約2810円)から、ソーシャルメディアやブラウジング、機内エンターテインメントにアクセスできるプラン「ソーシャルプラス」を20ドルから提供する。
機内Wi-Fiの導入に伴い、各座席に設置していたモニターを廃止。各種コンテンツを乗客自身の端末で視聴する方式に変更した。
関連リンク
Boeing 787型機(ドリームライナー)の機材リニューアルについて(Jetstar)
ビジネスクラス入札(Jetstar)
ジェットスター
改修・機材プラン
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ジェットスター航空の日本路線
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