エアライン, 官公庁, 機体, 空港 — 2026年4月16日 19:43 JST

成田空港、小型ジェットが滑走路逸脱 重大インシデント認定

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 成田空港で4月16日午後1時ごろ、A滑走路(RWY34L)へ着陸した小型ジェット機(HA-420、登録記号JA20YA)が滑走路を逸脱した。国土交通省航空局(JCAB)によると搭乗していた3人にけがはなく、午後5時28分にA滑走路の運用を再開した。

成田空港で滑走路を逸脱したオンリーユーエアのホンダジェット エリートS(手前、資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 滑走路を逸脱したのは、静岡空港から到着したFPG(7148)の100%子会社オンリーユーエア(旧FPGエアサービス)が運航するホンダジェット「Elite S(エリートS)」。空港の南側から滑走路へ進入し、着陸後に逸脱して滑走路脇の芝生で停止した。

 航空局は、航空法が定める「航空事故」につながりかねない「重大インシデント」に認定。国の運輸安全委員会(JTSB)によると、調査官2人を派遣し、調査を開始した。

 空港を運営する成田国際空港会社(NAA)によると、同社と成田市消防の消防車と救急車合わせて19台が出動した。

 航空各社の出発便や到着便にも影響。NAAによると、A滑走路閉鎖に伴う他空港へのダイバート(目的地変更)が3便、遅延便は強風など滑走路閉鎖以外のものも含めて約60便となった。

 日本航空(JAL/JL、9201)によると、中部午後2時35分発予定の成田行きJL3084便の出発が1時間28分遅れ、成田には午後5時33分に到着した。また、成田発中部行きJL3087便、中部発羽田行きJL208便、成田発伊丹行きJL3009便の計3便が欠航となった。

 全日本空輸(ANA/NH)によると、欠航は中部発成田行きNH494便など国内線6便で、約580人に影響。また、ホノルルから成田へ向かっていたエアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」による2便が中部へダイバートし、このうち乗客379人(幼児6人含む)と乗員22人(パイロット2人、客室乗務員20人)の計401人が乗ったNH183便(A380、JA381A)は、中部で乗客に降りてもらい、地上交通機関に振り替えた。乗客225人(幼児3人含む)と乗員21人(パイロット2人、客室乗務員19人)の計246人が乗ったNH181便(A380、JA382A)は、成田へ再出発を予定している。

 また、A380の機材繰りに伴い、16日の成田発ホノルル行きに遅れが発生。成田午後8時10分発予定だったNH184便は50分遅れとなる午後9時発予定、成田午後9時10分発予定のNH182便は2時間遅れの午後11時10分発を見込んでいる。

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