エアライン, ボーイング, 機体 — 2026年4月15日 15:30 JST

ニュージーランド航空、世界初の睡眠ポッド11月から 787-9に「スカイネスト」

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 ニュージーランド航空(ANZ/NZ)は現地時間4月15日、世界初となる睡眠ポッド「スカイネスト」を11月から導入すると発表した。ボーイング787-9型機のエコノミークラスに備える3段ベッドで、超長距離路線のオークランド-ニューヨーク線へ投入する。予約受付は5月18日から始める。

ニュージーランド航空が787-9に設定する世界初の睡眠ポッド「スカイネスト」(同社提供)

 スカイネストは、エコノミークラス最前列の中央席部分に設置する。6室用意する独立型のポッドは長さ80インチ(約203センチ)で、入り口から足もとに向かって細くなる作りとした。横幅は入り口が25インチ(約64センチ)、足もとは16インチ(約41センチ)。

ニュージーランド航空が787-9に設定する世界初の睡眠ポッド「スカイネスト」で提供するキット(同社提供)

 各ポッドにはフルサイズのマットレスを備え、乗客が横になれるようにする。ポッド内には読書灯と換気口、休息と目覚めを考慮した間接照明を導入し、個人用の収納スペースのほか、充電用USB端子はType-CとType-Aの2種類を設ける。客室乗務員の呼び出しボタンと、シートベルトも備える。

 利用料金は1回495ニュージーランドドル(約4万6000円)から。1回のセッションで4時間利用でき、当初は1便につき2セッション提供する。15歳以上のプレミアムエコノミーとエコノミー利用客が対象で、利用者にはアイマスクと耳栓、靴下、Aoteaのスキンケア製品を含む「Nestcessities」キットを提供し、枕とシーツ、毛布の寝具はセッションの合間に交換する。

 スカイネストを備える787-9は3クラス214席で、ビジネスクラス「ビジネス・プレミア」が42席、プレミアムエコノミーが52席、エコノミーが120席。エコノミー中央の2列分をスカイネストに充てる。

ニュージーランド航空が睡眠ポッド「スカイネスト」を設定する787-9のシートマップ(同社提供)

 ビジネスのうち1列目と9列目の計8席は、ドア付きでプライバシーを高めた個室タイプの「Business Premier Luxe(ビジネス・プレミア・ラックス)」とし、ベッド幅を広げたほか、オットマンを使って2人が向かい合わせで食事できるスペースも確保する。通常のビジネスクラスに、追加料金を支払うことで選択できる。

 エコノミーのうち9列分は、横一列が平らなソファになるシート「スカイカウチ」となる。

ニュージーランド航空が787-9に設定する世界初の睡眠ポッド「スカイネスト」(同社提供)

ニュージーランド航空が787-9に設定する世界初の睡眠ポッド「スカイネスト」の室内(同社提供)

ニュージーランド航空が787-9に設定する世界初の睡眠ポッド「スカイネスト」の利用シーン(同社提供)

ニュージーランド航空が787-9に設定する世界初の睡眠ポッド「スカイネスト」の利用シーン(同社提供)

ニュージーランド航空が787-9に設定する世界初の睡眠ポッド「スカイネスト」の利用シーン(同社提供)

ニュージーランド航空が787-9に設定する世界初の睡眠ポッド「スカイネスト」の利用シーン(同社提供)

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