空港, 需要, 需要予測 — 2026年3月25日 13:55 JST

関空、中国旅客便70%減 韓国・東南アジアは回復加速=夏ダイヤ計画

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 関西空港を運営する関西エアポート(KAP)が3月24日に発表した夏ダイヤ(3月29日から10月24日)の運航計画によると、国際線の旅客便と貨物便を合わせた総運航便数は週平均1399.8便を見込む。このうち旅客便は週1202.8便で、前年同期比17%減となる見通し。関係が悪化している中国は路線供給を制約していることから同70%減を見込む。貨物便は週197.0便を計画する。

—記事の概要—
中国はシェア大幅減
韓国・東南アジアがけん引

中国はシェア大幅減

26年夏ダイヤは中国路線の大幅減を見込む関空(資料写真)=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 旅客便の便数は、3月28日までの冬ダイヤと比べて週55.1便(4%)減、前年の2025年夏ダイヤ比では246.2便(17%)減となり、中国路線の大幅減が影響する。一方で韓国や東南アジアは、冬ダイヤに引き続き増加し、回復が加速する見通し。

 このうち中国本土は162.9便で、2025年夏ダイヤと比較すると373.6便(70%)減。構成比は前年同期の37%から23ポイント低下し14%となり、大幅に減少する。就航都市数は12都市で、前年夏ダイヤの33都市から21都市減となる。一方、韓国方面は週468.6便(25年夏ダイヤ比26%増)、東南アジア方面は週207.1便(14%増)で、堅調な成長を見込む。

韓国・東南アジアがけん引

 3月29日に始まる夏ダイヤの国際線旅客便のうち、韓国方面が最多となる週468.6便を計画。全体の39%を占める。中国は162.9便(14%)、香港・マカオは128.4便(11%)、台湾が137.1便(11%)、東南アジアは207.1便(17%)で、韓国・東南アジア方面が回復をけん引する。

 夏ダイヤの新路線は、エアアジア・マレーシア(AXM/AK)が高雄線を6月15日に開設。既存のクアラルンプール-高雄線を、以遠権により延伸し乗り入れる。このほか、冬ダイヤ期間中に開設した大韓航空(KAL/KE)のソウル(仁川)深夜便や、パラタ航空(PTA/WE)のソウル線、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)のマニラ線、タイ・ライオン・エア(TLM/SL)の台北(桃園)経由バンコク(ドンムアン)線などは運航を継続する。また、フィンエアー(FIN/AY)のヘルシンキ線は6月30日から増便となる。

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