日本航空(JAL/JL、9201)は3月9日、イラン情勢の影響で2月28日から欠航が続く羽田-ドーハ線について、羽田発ドーハ行きJL50便は21日まで、折り返しのドーハ発羽田行きJL50便は現地時間22日まで、欠航を決めた。

イラン情勢の影響で欠航が続くJALの羽田-ドーハ線(資料写真)=24年3月31日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
中東情勢が悪化していることから、安全が確認できるまで運航を見合わせる。
JALの羽田-ドーハ線は、2024年3月31日に就航。日本とカタールを結ぶ路線を運航している航空会社は、JALとカタール航空(QTR/QR)のみ。全日本空輸(ANA/NH)はトルコのイスタンブールへ就航しているが、中東へは乗り入れていない。
日本と中東を結ぶ定期便は欠航が続いているが、エミレーツ航空(UAE/EK)が現地時間5日発の羽田行きEK312便(ボーイング777-300ER型機、登録記号A6-EQH)から再開。これまでのところ、出発が大幅に遅れた日はあるものの、9日にドバイを出発する便まで運航を続けている。
一方、カタール航空をはじめ、中東各国を発着する便は完全再開には至っておらず、限定的な運航になっている。
こうした中、アラブ首長国連邦(UAE)とオマーンから出国を希望する日本人など107人を乗せた日本政府手配のチャーター機が、成田へ8日午後7時31分に到着。エチオピア航空(ETH/ET)による運航で、オマーンの首都マスカットからET8403便(ボーイング787-9型機、登録記号ET-AYD)として運航した。
サウジアラビアの首都リヤドからも第2陣を運航予定。また、民間によるチャーター機が運航できない場合などの不測の事態に備え、航空自衛隊の空中給油・輸送機KC-767(87-3601)が、インドの南に位置するモルディブで8日から待機している。
初の中東再開便
・エミレーツ航空、羽田行き再開初便が到着 中東から初(26年3月5日)
政府チャーター機
・邦人退避、リヤドに301人到着 空自KC-767はモルディブ待機(26年3月9日)
・日本人退避チャーター、成田へ出発 マスカットからエチオピア航空運航(26年3月8日)
・政府、民間チャーター機で7日にも邦人退避 自衛隊機も準備(26年3月6日)
・外務省、中東6カ国・地域「渡航中止勧告」に チャーター機で邦人退避支援(26年3月5日)
ドーハ
・カタール航空、成田1日2往復に ドーハ発6/30から(24年12月17日)
・JAL、羽田-ドーハ就航 日系初の中東直行便、欧州・アフリカ・南米へ乗継(24年4月1日)
・カタール航空、ドーハ-羽田運休 JAL便とコードシェア(24年4月2日)
・カタールから日本へ、全空港へ旅客便就航可に 航空協議で枠組み拡大(24年4月22日)
