日本航空(JAL/JL、9201)とANAホールディングス(ANAHD、9202)は2月20日、国連の専門機関ICAO(国際民間航空機関)が新設した「ICAOグローバル・アンバサダー・プログラム」の初代アンバサダーに、JALの宮坂久美子常務執行役員とANAHDの保谷智子執行役員が任命されたと発表した。国土交通省航空局(JCAB)の推薦を受けたもので、日本代表として若年層や女性に航空業界で働く魅力を伝える役割を担う。

ICAOの初代アンバサダーに就任したJALの宮坂久美子常務執行役員とANAホールディングスの保谷智子執行役員(各社提供)
ICAOグローバル・アンバサダー・プログラムは、ICAOの「戦略計画 2026-2050」に合わせて創設。航空業界を牽引するリーダーやロールモデルの知見を通じ、次世代人材の育成や確保を目指す。特に若年層や女性に対し、航空業界での多様なキャリアのあり方を示し、進路選択を後押しする。
宮坂氏と保谷氏は今後、教育機関での講演や国際会議などの場を通じ、普及啓発活動に取り組む。自身の経験を踏まえて航空業界の魅力や役割を発信し、将来の航空産業を支える人材の裾野拡大につなげていく。
ICAOは2025年11月26日に、国交省出身の大沼俊之・ICAO日本政府代表部特命全権大使(当時)を加盟36カ国で構成される理事会の議長に選出。任期は今年1月1日から3年間で、日本からの選出は初となった。
日本はICAOに1953年10月8日加盟。加盟3年後の1956年から理事国を務めている。
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