エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2026年1月28日 12:28 JST

ZIPAIR、787にサメ肌リブレット JALが成田で初施工

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 日本航空(JAL/JL、9201)とZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)、JAXA(宇宙航空研究開発機構)、塗料関連事業を手掛けるオーウエル(7670)は1月28日、ZIPAIRのボーイング787-8型機(登録記号JA851J)の胴体側面に、空気抵抗を低減する「リブレット」形状の塗膜を初めて施工したと発表した。施工後は27日から運航を始めた。

成田空港のJAL格納庫でリブレット塗装を施されるZIPAIRの787-8(JAL提供)

 リブレットは、サメの肌の形状をヒントにした微細な溝構造で、機体表面の摩擦抵抗を減らすことにより、燃料消費量やCO2(二酸化炭素)排出量を削減する技術。オーウエルとJAXAが共同開発した、既存の塗膜上に水溶性の型で凹凸を形成する「Paint-to-Paint Method」を採用している。

 今回の施工は、ZIPAIRの拠点である成田空港のJAL格納庫で実施。リブレット転写シートの圧着治具の改良や、位置決めのための新たなサポート治具の開発で、施工の品質と効率を高めた。これまでの羽田に加え、成田でも施工できることを確認した。

 リブレット塗装を最初に施したJALの787-9(JA868J)は、2025年1月18日から運航中。11月には対象面積を拡大した。JAXAの推算では、胴体上部への施工拡大により、抵抗低減率が従来の0.24%から0.31%に向上し、成田-フランクフルト線を想定した年間燃料消費量を約154トン、CO2排出量を約492トン削減できる見込みとしている。

リブレット塗装が施されたZIPAIRの787-8(JAL提供)

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