ボーイングは現地時間1月13日、デルタ航空(DAL/DL)が787-10型機を30機発注する契約を締結したと発表した。別途30機の追加購入権(オプション)も設定されており、導入数は最大60機となる。デルタがボーイングに787を直接発注するのは今回が初めてで、2031年から受領を開始する。

デルタ航空の787-10(イメージ、ボーイング提供)
今回発注した787-10は、3機種ある787ファミリーの中で胴体が最も長い超長胴型。デルタによると、座席数は最大336席を想定しており、退役する旧型機と比べて燃料消費量を25%削減できるという。エンジンは、GE製GEnxを選定した。
導入後は、需要の高い大西洋路線や南米路線へ投入し、ワイドボディ(双通路)機の近代化と国際線の輸送力拡大を図る。デルタのエド・バスティアンCEO(最高経営責任者)は「今後10年間で効率の悪い経年機を着実に更新し、将来の機材構成を構築していく」とコメントした。
デルタは現在、ワイドボディ機としてエアバスA350-900型機やA330-900(A330neo)、767-300ER、-400ERなどを運航。過去にノースウエスト航空との経営統合で787-8の発注契約を引き継いだことがあったが、機材計画の見直しにより2016年にキャンセルしていた。今回、より大型の787-10を選定し、改めて導入を決めた。
今回の発注により、デルタのボーイング機の発注残は、100機発注済みの737-10と合わせて130機となった。
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