エアライン — 2025年12月16日 21:30 JST

JTA、737の新型シミュレーター導入 CAE 7000XR

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 日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)は12月16日、ボーイング737-800型機に対応した加CAE製FFS(フルフライトシミュレーター)「7000XR」を導入したと発表した。那覇市にある自社の訓練施設に設置し、20日から運用を始める。パイロットと整備士の訓練体制を強化する。

JTAが導入した737-800のFFS「CAE 7000XR」(JTA提供)

JTAが導入した737-800のFFS「CAE 7000XR」(JTA提供)

 7000XRは、JTAが運航する737-800のコックピット環境や飛行特性を再現したFFS。最新のビジュアルシステムと電動モーションシステムを備え、視界や揺れ、加速感などをリアルに体感できる訓練環境を構築した。

 JTAでは、今回の導入でパイロットの訓練を自社施設で集中的、効率的に実施できるようになるとしている。悪天候やシステム不具合といった、実機では再現が難しい事態への対応能力も高める。

 整備士の訓練にもFFSを活用し、整備品質の維持と向上につなげる。

JTAが導入した737-800のFFS「CAE 7000XR」(JTA提供)

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