福岡空港、国際線ターミナル刷新12/20完了　免税菓子店は拡張オープン

　福岡空港を運営する福岡国際空港会社（FIAC）は11月18日に、国際線旅客ターミナルビルの免税店菓子・食品エリアを拡張オープンする。また3階にある既存の搭乗待合室を12月20日にリニューアルする。FIACは2022年5月から国際線ターミナルの増改築を進めており、搭乗待合室のリニューアルにより増改築工事がすべて完了する。

拡張オープンする福岡空港国際線ターミナルの免税店菓子・食品エリア（イメージ、FIAC提供）

　免税店菓子・食品エリアは、ターミナル3階制限区域にある旧免税店跡地に新設。現在は2区画で仮設営業しており、1カ所に集約する。広さは約810平方メートルで、ゆったりとした作りにする。14銘柄を販売し、福岡の銘菓に加え、東京や北海道のブランドも取り扱う。

　搭乗待合室はロビーチェアを約300席増やし、充電設備を拡充するなど利便性向上を図る。刷新する搭乗待合室は、2023年12月に供用を開始した北側コンコース延伸部と統一感のある空間に仕上げた。増改築前の2022年5月はロビーチェアを約800席設けており、リニューアル後は約2.4倍の約1900席となる。

　国際線ターミナルの増改築は、今年3月20日に供用を開始した第2滑走路の増設に合わせたもの。FIACは2022年5月から増改築を始め、立体駐車場やカードラウンジのほか、北側コンコースの延伸やアクセスホールの新設、複数の乗客が手荷物検査レーンを同時利用できる「スマートレーン」の導入など、機能強化を進めてきた。12月5日には商業エリアも新設。同月20日の搭乗待合室刷新により、すべての増改築工事を終了する。

拡張オープンする福岡空港国際線ターミナルの免税店菓子・食品エリア（イメージ、FIAC提供）

拡張オープンする福岡空港国際線ターミナルの免税店菓子・食品エリア（イメージ、FIAC提供）

リニューアルする福岡空港国際線ターミナルの搭乗待合室（イメージ、FIAC提供）

リニューアルする福岡空港国際線ターミナルの搭乗待合室（イメージ、FIAC提供）

免税店菓子・食品エリアの出店ブランド
茅乃舎
チロリアン（千鳥饅頭総本舗）
チョコレートショップ（空港免税店初）
アイラブカスタードヌフヌフ
元祖博多めんたい重（空港免税店初）
杉養蜂園
北菓楼（道外初、常設）
ねんりん家
Now on Cheese
チューリップローズ（九州初、常設）
果実とバター canarina
バターステイツ
Caica（空港初）
美十

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