スカイマーク、A380・A330の登録記号取り下げ 737MAXは追加予約

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 スカイマーク(SKY/BC、9204)は、導入を計画していた総2階建ての超大型機エアバスA380型機など、国土交通省航空局(JCAB)に申請していた自動車のナンバーにあたる「登録記号」の予約登録を13機分取り下げ、ボーイング737 MAX向けとみられる8機分の登録記号を新たに申請した。

スカイマークのA330=14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

スカイマークのA380の模型=13年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 13機分の登録記号の予約は、8月に取り下げた。6機導入する計画だったA380向けのJA380AからJA380F、 2014年6月に就航したA330-300向けのうち、未受領の6号機から10号機向けのJA330GからJA330N、737-800向けのJA73NZ、767-300向けのJA767G。A330-300のうち、受領した5機の登録記号は、初号機がJA330A、2号機がJA330B、3号機がJA330D、4号機がJA330E、5号機はJA330Fで、JA330Cは他社が取得済みで連番にならなかった。

 今回予約登録した8機分の登録記号は、737-8(737 MAX 8)向けとみられるJA738LからJA738Pまでの4機分と、737-10(737 MAX 10)向けとみられるJA731EからJA731Hまでの4機分。2023年6月には、737-8向けにJA738AからJA738Kまで9機分、737-10はJA731BからJA731Dまで3機分の2機種12機分を予約済み。

エアバスの仏トゥールーズ工場に駐機された製造途中のスカイマーク向けA330-300=15年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 スカイマークは、現行機材737-800(1クラス177席)の後継機として、737 MAXのうち標準型の737-8を13機、胴体長がもっとも長い737-10を7機の計20機を導入予定。最初に導入する737-8は、2026年3月から受領が始まる見通しで、737-10は2027年度から導入を計画している。今回の申請分を合わせると、737-8は13機分、737-10は7機分の登録記号を予約しており、導入予定数と一致する。

 スカイマークが取得した登録記号の連番のうち、JA738Jは日本航空(JAL/JL、9201)の777-300ERが、JA731Aは全日本空輸(ANA/NH)の777-300ERが取得済みのため対象外。また、ローマ字のうち「I」「O」「S」「CC」「JA」は使用できないため、これらに該当しないものを申請している。

 スカイマークのA380は、初号機が2014年


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