エアライン — 2016年6月2日 09:57 JST

ANA、大阪発プレミアムクラスで洋食 角ハイボールも

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 全日本空輸(ANA/NH)は6月から、国内線プレミアムクラスの一部便で提供する夕食をリニューアルした。大阪(伊丹・関西)発便では初となる、洋食の提供を開始。サントリーの「角ハイボール」も提供する。

大阪発便で提供する「レストランアラスカ」の洋食(ANA提供)

 同クラスの食事「Premium GOZEN(プレミアム ゴゼン)」は、午後5時以降の出発便で提供する。それぞれ、出発地の料理店がプロデュースしたメニューを用意する。

 羽田発路線では、東京・目黒の精進料理「らかん亭」料理長、藤木忠福氏がプロデュースする。伊丹と関空発便では洋食を提供。大阪・北区の「レストランアラスカ フェスティバルタワー」グランシェフ、永山康史氏の料理を提供する。

 札幌発便で提供するのは、函館市の日本料理店「料亭 冨茂登(ふもと)」店主、尾形有司氏の料理。福岡発便では、福岡市の日本料理店「日本のお料理 稲垣」店主、稲垣正廣氏がプロデュースする。中部発便では、名古屋市の「日本料理 か茂免(かもめ)」料理長、桒原隆氏がプロデュースした料理を提供する。

 茶菓を提供する「Premium SABO(プレミアム サボウ)」では、東京・世田谷のパティスリー「ル・ポミエ」の菓子を用意する。対象は午後1時1分から午後4時59分までの出発便。

 プレミアムクラスでは角ハイボールの提供も開始する。羽田-那覇線では、アイスクリームのフレーバーを変更。現在のシークワーサーとマンゴー味から、ジャージーミルクを使用した塩味に切り替える。

 ANAは2013年9月、有名レストランのシェフをはじめ、酒やコーヒーの専門家、ANAのシェフからなる機内食チーム「ザ・コノシュアーズ」を発足。機内食の充実を進めている。2014年9月にはメンバーを入れ替え、26人のチームで和食を充実させた。2015年9月からは京都吉兆の徳岡邦夫・総料理長らを新たなメンバーを加え、「ワンランク上」の機内食を提供している。

羽田発便で提供する「らかん亭」の料理(ANA提供)

札幌発便で提供する「料亭 冨茂登」の料理(ANA提供)

福岡発便で提供する「日本のお料理 稲垣」の料理(ANA提供)

関連リンク
Premium GOZEN(全日本空輸)

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