エアライン, 機体 — 2015年6月4日 15:17 JST

KLMオランダ航空、クラクフなど3路線開設 欧州観光路線強化へ

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 KLMオランダ航空(KLM/KL)は、欧州内の観光路線の充実を図っている。現地時間5月18日にアムステルダムから、ベルファスト(英・北アイルランド)とモンペリエ(フランス)、クラクフ(ポーランド)への直行便を開設。それぞれ1日1往復ずつ運航している。

KLMオランダ航空のフォッカー70=08年7月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 ベルファスト便はフォッカー70型機で運航。KL947便はアムステルダムを午前10時に出発し、ベルファストには午前10時40分に到着する。KL948便はベルファストを午前11時15分に出発、アムステルダム着は午後1時50分。

 モンペリエ便もフォッカー70で運航。KL1405便はアムステルダムを午後2時40分に出発し、モンペリエには午後4時35分に到着する。KL1406便はモンペリエを午後5時10分に出発、アムステルダム着は午後7時10分。

 クラクフ便はエンブラエル190型機で運航。KL1995便はアムステルダムを午後2時25分に出発し、クラクフには午後4時20分に到着する。KL1996便はクラクフを午後4時55分に出発、アムステルダム着は午後6時55分。

 同社の日本路線は成田と関空便をそれぞれ1日1往復、福岡便を週3往復運航。今回の新規路線を日本から利用する場合、往復ともにアムステルダムでの宿泊が必要となる。

 ベルファストは英・北アイルランドの中心都市で、街の中心に建つベルファスト城が有名。マンチェスタ・ユナイテッドの名選手だった故ジョージ・ベスト氏の故郷としても知られている。モンペリエはマルセイユの北東約125キロの学園都市。フランス国内屈指の歴史のモンペリエ大学がある。

 クラクフはポーランド南部の歴史都市。中心部の歴史地区はUNESCO(ユネスコ、国際連合教育科学文化機関)の世界遺産に指定されている。車や列車で1時間ほどのところにはオシフィエンチム市(独名・アウシュビッツ)があり、強制収容所も世界遺産に指定されている。

運航スケジュール
アムステルダム-ベルファスト
KL947 アムステルダム(10:00)→ベルファスト(10:40)
KL948 ベルファスト(11:15)→アムステルダム(13:50)

アムステルダム-モンペリエ
KL1405 アムステルダム(14:40)→モンペリエ(16:35)
KL1406 モンペリエ(17:10)→アムステルダム(19:10)

アムステルダム-クラクフ
KL1995 アムステルダム(14:25)→クラクフ(16:20)
KL1996 クラクフ(16:55)→アムステルダム(18:55)

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