エアライン, 企業 — 2015年4月24日 20:10 JST

スイス国際航空、大きめフグの機内食 上級クラスで三國シェフプロデュース

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 スイス インターナショナル エアラインズ(SWR/LX)は4月24日、成田発チューリッヒ行きで提供する機内食を東京・四谷のレストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」で公開した。ファーストとビジネスで提供するもので、同レストランの三國清三(みくに・きよみ)オーナーシェフがプロデュースした。5月上旬から提供を開始する。

5月から提供を開始する三國シェフプロデュースの機内食=4月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

2002年から機内食をプロデュースする三國シェフ=4月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 ファーストクラスでは前菜として、ズワイガニとカリフラワーのボロネーズやラタトゥイユのジュレなど、5種アミューズの盛り合わせを提供。スープはゴボウのチャウダーを用意する。

 メインの魚料理では、大きめのフグとシイタケやシメジなどのソテーをシャンピニオン(マッシュルーム)ソースにからめた「フグのポワレ、シャンピニオンソース」など4種類を用意。デザートはコーヒーとショコラのモンブラン、抹茶のムースなどを提供する。

 ビジネスクラスのメインも4種類。和牛フィレ肉はミディアムレアのステーキで、木の芽をピューレした味噌とレフォール(西洋ワサビ)のソースを添えた。

 ワインは赤と白とも、スイス南部のティチーノ州のものを用意。白は「Vinattieri Bianco del Ticino 2013」、赤はティチーノ州で生産した4つのブドウをミックスした限定品「Quattromani 2012」などをファーストクラスで提供する。

 1954年、北海道増毛町出身の三國シェフは、1974年に駐スイス日本大使館の料理長に就任し、スイス出身のフレディ・ジラルデシェフに師事。2002年からSWRの成田発路線ファーストとビジネスで、機内食メニューをプロデュースしている。

5種アミューズの盛り合わせ。(中央から時計回りに)ソーモンフュメと野菜のジュレ日向夏風味、アサリとホタテの冷製ユリネのピュレ添え、豆腐のクレープ仕立て、ラタトゥイユのジュレ、ズワイガニとカリフラワーのボロネーズ=4月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

フグのポワレ シャンピニオンソース=4月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

和牛フィレ肉のステーキ 木の芽味噌とレフォールソース=4月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

デザート。(中央から時計回りに)抹茶のムース、コーヒーとショコラのモンブラン、レモンのケーク=4月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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