エアライン, 機体 — 2014年8月28日 21:31 JST

JAL、E170など最大27機発注 CRJ200など置き換え

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 日本航空(JAL/JL、9201)は8月28日、エンブラエル170型機(E170)とエンブラエル190型機(E190)を2機種合計で15機を確定発注したと発表した。別途12機のオプション契約で、確定発注分のカタログ価格は総額6億7700万ドル(約701億4400万円)。受領開始は2015年を予定しており、グループのジェイエア(JAR/XM)が運航する国内線に投入する。E170は追加発注で、E190は新規導入となる。

ジェイエアのE170とE190(エンブラエル提供)

 E170は座席数78席、エンジンはGEアビエーション社製CF34-8E。E190は座席数104席でエンジンは同CF34-10Eを搭載する。

 JARは現在、E170を15機とカナダのボンバルディアCRJ200型機(50席)を9機の2機種24機を運航している。今回発注した機体は、2001年に就航したCRJ200の置き換えなどに充てる。

 JALは同時に、三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」を32機導入すると発表。2021年から導入を開始し、将来的にはすべてのエンブラエル機をMRJに置き換える。

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