エアライン, ボーイング, 機体 — 2013年1月18日 11:57 JST

アメリカン航空、45年ぶりに機体デザインとロゴ刷新

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 経営再建中のアメリカン航空(AAL)は現地時間1月17日、機体の新しいデザインとロゴを発表した。1968年以来45年ぶりの変更で、1月31日に引き渡されるボーイング777-300ERにも施される。

新塗装が施されたアメリカン航空の777のイメージイラスト(同社資料から)

 AALは今後、塗装が必要となる複合材を使用した機体の導入を検討しており、長らく同社のトレードマークだった、機体外観に塗装を行わず透明なコーティングを施した“ポリッシュド・スキン”から銀色の塗装へ変更する。ポリッシュド・スキンは通常の塗装よりも機体の重量が軽くなる利点があった。塗装を銀色とすることで、AALの伝統を受け継ぐ。

 また、これまで“AA”と描かれていた垂直尾翼は、星条旗をモチーフとしたデザインに改められた。新デザインはブランドコンサルティング会社のフューチャーブランド社と提携して行われた。

 米国の航空会社では初導入となる777-300ERは3クラス仕様で、ファーストクラスとビジネスクラスにはフルフラットシートを導入。機内無線LANシステムとして、米パナソニック アビオニクス社のシステム「eXConnect」を採用している。

新塗装を施したアメリカン航空の737-800と塗装前の777-300ER(同社資料から)

新塗装を施したアメリカン航空の737-800(同社資料から)

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