エアライン, 機体 — 2017年12月25日 18:10 JST

大韓航空、CS300初号機受領 年内に2号機も

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ボンバルディアは現地時間12月22日、大韓航空(KAL/KE)に小型旅客機「Cシリーズ」のうちCS300(登録番号HL8092)を引き渡した。同社向け初号機で、アジアではCシリーズ初導入となる。

モントリオール・ミラベル空港を離陸する大韓航空のCS300初号機(ボンバルディアのツイッターから)

 大韓航空のCS300は2クラス計127席(プレミアムエコノミー25席、エコノミー102席)。プレミアムエコノミーのシートピッチは36インチ(91センチ)、エコノミーは、31インチまたは32インチとなる。シートはいずれも1列5席の2-3配列。

 初号機は12月23日、モントリオール・ミラベル空港を出発。アンカレッジと新千歳を経由し、25日にソウル(金浦)に到着した。2018年1月16日から国内線に投入する。

 大韓航空はCS300を10機発注済み。このほか、オプションと購入権を10機ずつ設定している。ボンバルディアは年内に2号機の引き渡しを予定している。ソウル着は1月1日となる見込み。

 CシリーズはCS100(110-125席)とCS300(130-160席)の2機種で構成。2機種の部品は99%共通化しており、パイロットは同じライセンスで操縦できる。

 これまでの旅客機と比べて、燃費で20%、運用コストで15%の向上が図られており、二酸化炭素(CO2)排出量は20%、窒素酸化物(NOx)排出量は50%削減できるとしている。静粛性の高さや窓の大きさ、シートの幅の広さ、客室内の頭上収納スペース(オーバーヘッドビン)が大型である点なども特長。

 エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー社製GTF(ギヤード・ターボファン)エンジン「PurePower PW1500G」を搭載する。

 CS100は2016年6月、初号機(HB-JBA)をスイス インターナショナルエアラインズ(SWR/LX)に、CS300は同年11月、初号機(YL-CSA)をラトビアのエア・バルティック(BTI/BT)に引き渡した。

 ボンバルディアは今年10月、Cシリーズについて、エアバスとパートナーシップ締結の同意書を交わしたことを発表。エアバスは、ボンバルディアと加ケベック州政府が出資するCシリーズの事業会社「CSALP」へ50%以上出資するほか、エアバスのアラバマ工場でもCシリーズを製造する。

関連リンク
大韓航空
CSeries(Bombardier)

エアバス、Cシリーズでボンバルディアと提携 事業会社に50%超出資(17年10月17日)
大韓航空、CS300今秋受領へ アジア初Cシリーズ(17年8月22日)
スイス国際航空、CS300初号機受領(17年5月29日)
エア・タンザニア、CS300を2機リース導入へ(16年12月6日)
ボンバルディア、CS300初号機納入 エア・バルティックが12月就航(16年11月29日)
「Cシリーズはニッチ」ボンバルディア、2強なき市場に挑戦 特集・CS100とCS300日本参入なるか(16年7月27日)
CS300は飛行展示「日本でも良さわかってもらえる」 特集・パリ航空ショー2015(3)(15年7月27日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post