エアライン, ボーイング, 機体 — 2016年10月24日 17:30 JST

米アトラスエアー、貨物転用767を9機発注

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ボーイングはこのほど、貨物航空会社の米アトラスエアー(GTI/5Y)を傘下に持つアトラスエアー・ワールドワイド・ホールディングスから、767型機の旅客機を貨物機への改修を計9機受注した。このうち4機については、7月に英国で開催されたファンボロー航空ショーで匿名顧客からの受注として発表していた。

アトラスエアーの767イメージイラスト(ボーイング提供)

 アトラスエアーは米国内外で運航する貨物航空会社で、機材は747-400Fや747-8Fなど、すべてボーイング機で運航している。

 航空貨物の運航のほか、リース事業も展開。オンラインショップ「Amazon(アマゾン)」と、767-300旅客機から貨物機に改修した貨物機「Amazon One(アマゾンワン)」のリース20機で合意している。このほか、787の大型部位輸送に使用している747-400LCF「ドリームリフター」の運航も受託している。

 ボーイングでは、旅客機から貨物機へ改修する「ボーイング・コンバーテッド・フレーター(BCF)」プログラムを、767のほか、747や737で提供している。

関連リンク
Atlas Air Worldwide Holdings
Boeing
ボーイング・ジャパン

アマゾン、専用貨物機「Amazon One」披露 40機導入へ(16年8月7日)
ボーイングのコナー社長、777貨物機転用「市場まだ小さい」(16年7月15日)
ボーイング、747-8Fを20機受注 3カ月ぶり、露ヴォルガ・ドニエプルから(16年7月14日)
ボーイング、737-800BCF貨物機をローンチ 旅客機から改修(16年2月24日)