エアライン, 解説・コラム — 2016年7月13日 06:15 JST

エアアジア・ジャパン「1月就航目指す」 フェルナンデスCEO

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 エアアジア・グループのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)は現地時間7月12日、日本への再参入を目指すエアアジア・ジャパン(DJ)について、2017年1月までの就航を目指していることを明らかにした。

エアアジア・ジャパンの就航見通しを説明するエアアジアのフェルナンデスCEO=16年7月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアアジア・ジャパンは2014年7月、楽天(4755)などと共に日本市場への再参入を表明。中部空港(セントレア)を拠点に2015年夏の就航を目指していた。その後、路線計画の見直しで2016年4月に延期したが、運航体制が整わないことや、2015年12月の経営陣交代などにより今夏に再延期した。

 新経営陣に移行後も安全管理体制の構築などに時間がかかり、就航時に必要な2号機の受け入れを3カ月延期。5月の受領後は、10月就航を視野に入れていた。

 ロンドン近郊で開催されているファンボロー航空ショーで、フェルナンデスCEOは「とてもすぐだ。2017年1月までには就航させたい」と、Aviation Wireに就航見通しを語った。

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