エアバス, エアライン, 機体, 解説・コラム — 2015年10月17日 00:35 JST

CAメイクはややナチュラル 写真特集・エアアジア・ジャパンA320初号機

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 エアアジア・ジャパンのエアバスA320初号機(登録番号JA01DJ、製造番号MSN6702)が10月16日午後0時48分、中部空港(セントレア)に到着した。乗員の訓練などを経て、2016年4月上旬にも中部発着の札幌、仙台、台北(桃園)の3路線が就航する。

中部空港に到着したエアアジア・ジャパンのA320初号機の前に立つ小田切CEOと客室乗務員=10月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 機材は当初A320が2機で、2016年末までに6機体制を整える。その後は1年に5機ずつ増機を計画しており、就航から4年で20機程度の体制を目指す。2号機の到着は2016年2月を予定。写真家で映画監督の蜷川実花さんによるデザインの特別塗装機となる。

 初号機の内装は、これまでエアアジアが導入している機体と同じで、座席数は1クラス180席、1列あたり6席配列の革張りシートだ。翼端には燃費を最大4%改善する「シャークレット」を装備する。また、灯火類がすべてLEDとなり、整備性が向上している。11月後半からは、パイロットの訓練に使用する。

 エアアジアにとって、シャークレット付きのA320のお披露目を日本で行うのは、旧エアアジア・ジャパンの4号機(JA04AJ)が 2013年3月29日 に到着した時以来、二度目となった。

 そして、エアアジアの客室乗務員といえば、健康的で独特なメイクが印象的。しかし、今回のお披露目に出席した客室乗務員たちのメイクは、ややナチュラルに感じられるものだった。

 また、A320の最大顧客の1社であるエアアジアグループには、2016年から新型エンジンを搭載して燃費を改善したA320neoの引き渡しが始まる。エアアジア・ジャパンの小田切義憲CEO(最高経営責任者)は、「エンジンが異なることによるコスト上昇と、燃費改善によるコスト削減のバランスをしっかり判断したい」と語った。

*写真は28枚(セントレア到着→機体外観→コックピット→客室→シート)。

以前と比べてややナチュラルなメイクになった印象のエアアジア・ジャパンの客室乗務員=10月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

中部空港に着陸するエアアジア・ジャパンのA320初号機=10月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

中部空港に着陸し駐機場へ向かうエアアジア・ジャパンのA320初号機=10月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

中部空港で歓迎の放水アーチをくぐるエアアジア・ジャパンのA320初号機=10月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


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