企業, 機体 — 2016年4月4日 08:50 JST

ジャムコ、宮崎第2工場で開所式 シート部品量産

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 航空機内装品大手のジャムコ(7408)は、連結子会社宮崎ジャムコの第2工場(宮崎市田野町ハイテクランド尾脇工業団地)で、開所式を3月25日に開催した。

宮崎ジャムコ第2工場(ジャムコ提供)

 ジャムコは、2014年4月に航空機シート事業に本格参入。ファーストクラスやビジネスクラス向けシートの開発や設計、製造を始めている。新工場では、シートの主要部品であるバックシェルやコンソールの量産組立を担う。

 新工場は、生産性向上のため生産管理のIT化や、部品や工具を運ぶ無人搬送車の導入を積極的に推進。作業者の負荷を軽減する電動リフター付き作業用ステージや、疲労軽減マットなど新型生産設備を導入した。

 式典には、河野俊嗣宮崎県知事や戸敷正宮崎市長、機体メーカーや国内外の航空会社の関係者など約100人が出席した。

第2工場の内覧会(ジャムコ提供)

開所式に駆けつけた宮崎県のキャラクター「みやざき犬」(ジャムコ提供)

関連リンク
ジャムコ

ジャムコ、航空機シート事業強化 カンパニー制廃止(16年3月31日)
ジャムコ、新経営体制と役員人事 16年4月1日、6月28日付(16年3月31日)
ジャムコ、宮崎でシート部品製造強化(15年9月4日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post
キーワード: