エアライン, ボーイング, 機体 — 2016年2月19日 13:00 JST

ニューギニア航空、737 MAX 8を4機発注

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 ボーイングは現地時間2月18日、ニューギニア航空(ANG/PX)が737 MAX 8を4機発注したと開催中のシンガポール航空ショーで発表した。

ニューギニア航空が発注した737 MAX 8=16年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ニューギニア航空はパプアニューギニアの国営航空会社。737NG(次世代737)と767-300ERを運航しており、これらに737 MAXが加わる。

 首都ポートモレスビーからの国内線のほか、アジア太平洋地域へ国際線を運航。オーストラリアやシンガポール、インドネシア、フィジー、フィリピン、ソロモン諸島、香港、バヌアツに就航しているほか、日本へは成田空港へ乗り入れており、中国への就航も予定している。

 737 MAXは、2011年8月30日にローンチ。CFMインターナショナルの新型エンジン「LEAP-1B」を採用し、翼端には新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備える。1990年代後半に登場した、737-800など現行の737NG(次世代型737)ファミリーと比べて燃費を20%改善する。今年1月29日に初飛行した。

 737 MAXファミリーは、今回初飛行した737 MAX 8(1クラス最大189席)と、同機をLCC向けに座席数を増やした737 MAX 200(200席)のほか、1クラス最大149席の737 MAX 7、同220席の737 MAX 9の計4機種で構成。ローンチカスタマーである、サウスウエスト航空(SWA/WN)への737 MAX 8の量産初号機引き渡しは、2017年7-9月期(第3四半期)を計画している。737 MAX 9は2018年、737 MAX 7は2019年に、初号機を引き渡す見通し。

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