エアライン, 空港 — 2015年11月19日 10:30 JST

JAL、ボジョレー・ヌーボー羽田で解禁 ラウンジや搭乗口で振る舞う

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 ボジョレー・ヌーヴォー(ボージョレ・ヌーボー)が解禁となった11月19日午前0時、日本航空(JAL/JL、9201)は、羽田空港の国際線ファーストクラスラウンジで出発を待つ乗客に、特製パンとともに提供した。また、羽田を午前1時30分に出発するホーチミン行きJL79便の乗客にも、114番搭乗口前でボジョレー・ヌーボーが振る舞われた。搭乗口前での提供は今年が初めて。

羽田国際線ターミナルの114番搭乗口前でボジョレー・ヌーボーをグラスにそそぐJALの空港旅客係員=11月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 提供したボジョレー・ヌーボーは、1882年創業の名門ピエール・フェロー社のもの。大量生産せず、各工程に時間をかけるなど評価が高く、世界40カ国以上で親しまれているという。

JALが羽田の国際線ファーストクラスラウンジで解禁と同時に提供したボジョレー・ヌーボーと特製パン=11月19日午前0時すぎ PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田のファーストクラスラウンジでは、ボジョレー・ヌーボーとともに高級パンを手がけるメゾンカイザーによるオリジナルの特製パン「PAIN AU BEAUJOLAIS (パン・オ・ボージョレー)」も提供。パンの製造工程で、水の代わりにボジョレー・ヌーヴォーを使用しており、生地が淡いピンク色となっている。

 ボジョレー・ヌーボーは、仏中部のブルゴーニュ地方・ボージョレ地区で作られる赤ワインで、毎年11月第3木曜日に解禁される。JALでは毎年、解禁日に主要空港のラウンジや、国際線ファーストクラスとビジネスクラスの機内で、ボジョレー・ヌーボーを提供している。羽田のファーストクラスラウンジでは、19日午前0時の解禁とともにボジョレー・ヌーボーが用意され、出発を待つ乗客に女性係員が勧めていた。

 また、今年は初めて搭乗口前でも乗客に振る舞った。羽田国際線ターミナル114番搭乗口前では、ソムリエ資格を持った空港旅客係員らが、ホーチミン行きJL79便(ボーイング787-8型機、登録番号JA827J)の乗客や空港内を行き交う人たちに、解禁されたばかりのボジョレー・ヌーボーを勧めた。JL79便は乗客176人(うち幼児1人)を乗せ、定刻の午前1時30分に羽田を出発してホーチミンへ向かった。

 JALによると、今年のボジョレー・ヌーボーは渋みが強くないものの、しっかりした濃厚な味わいだと評する乗客が多かったという。

JALが羽田の国際線ファーストクラスラウンジで解禁と同時に提供したボジョレー・ヌーボーと特製パン=11月19日午前0時すぎ PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

19日午前0時に解禁されグラスにボジョレー・ヌーボーを注ぐ羽田の国際線ファーストクラスラウンジの係員=11月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JALが羽田の国際線ファーストクラスラウンジで解禁と同時に提供したピエール・フェローのボジョレー・ヌーボー=11月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田国際線ターミナルの114番搭乗口前に用意されるボジョレー・ヌーボー=11月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田国際線ターミナルの114番搭乗口前でボジョレー・ヌーボーを用意するJALの空港旅客係員=11月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

乗客にボジョレー・ヌーボーを勧めるソムリエ資格を持ったJALの空港旅客係員=11月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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日本航空
ピエール・フェロー(JALUX)

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