エアライン, 企業 — 2015年10月6日 17:40 JST

JTA、機内ネットサービス導入へ 16年就航の737-800に

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 日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)は、米Gogo社の機内インターネット接続サービス「2Ku」を導入する。2016年に就航予定のボーイング737-800型機に搭載する。

JTAが導入する737-800のイメージイラスト(ボーイング提供)

 2Kuは機体上部に設置した2つのアンテナから通信衛星を経由して、インターネットに接続する。通信速度は1機70Mbpsで、ユーザー同士で分け合って利用する。

 国内線では、日本航空(JAL/JL、9201)が2014年7月からGogoのサービスを初めて導入。通信速度が30Mbpsの「Ku-Bandシステム」を導入している。2Kuは年内にサービスを開始予定で、Gogoの次世代サービスとなる。

 乗客は自分のスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなど無線LAN対応機器から、専用ページに無料で接続。Gogoのページから取得したIDとパスワードを入力して料金を支払い、インターネットに接続する。

 Gogoは2Kuを使用したインターネット接続サービスを、アエロメヒコ航空(AMX/AM)やヴァージン アトランティック航空(VIR/VS)など、計8社550機以上に提供する。

 JTAは2015年5月、737-800を12機発注。現在運航している737-400から機材更新を進める。初号機の導入は2016年となる見込み。

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