空港 — 2015年5月24日 11:14 JST

関空、14年ぶり2000万人突破で謝恩イベント

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 2014年度の旅客数が2000万人を突破した関西空港で5月23日、謝恩イベントが開かれた。フルサービス航空会社が乗り入れる第1ターミナルでは、2000万人突破の記念ステッカーと、関西2府8県の名産品が利用者に配られた。

和歌山の「みかんちゃん」など関西2府8県の名産品と記念ステッカーを配った関空の謝恩イベント=15年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 大阪府は都昆布と月化粧、京都府は千寿せんべい、奈良県は鹿サブレと天極堂葛餅(くずもち)、兵庫県は高砂金鍔(きんつば)、和歌山県はみかんちゃんキャンディー、三重県はシェルレーヌ、滋賀県はひこねよいとこひこにゃん、福井県は五月ヶ瀬、徳島県はすだちグミ、鳥取県は二十世紀梨キャラメルを用意した。

 関空の通過旅客を含む国際線と国内線の総旅客数は、前年度比11%増の2004万3936人で、3年連続で前年を上回り、歴代2位を記録。旅客数が2000万人を超えるのは、2058万人だった2000年度以来14年ぶりとなった。

 国際線の旅客数は12%増の1351万8801人と3年連続で前年を上回り、開港以来の年度合計として過去最高を記録した。このうち、日本人旅客は7%減の629万7397人で、2年連続で前年度を下回った。一方で、外国人旅客は大幅増となる41%増の698万7904人で3年連続で前年度を上回り、開港以来の年度合計として歴代最高を記録。日本人旅客を初めて上回った。

 国内線旅客も3年連続で前年を上回り、7%増の652万5135人だった。

 関空では23日と24日の両日、11回目となる旅の情報発信イベント「関西旅博2015」を開催中。

関連リンク
関空旅博2015

関空14年度、総旅客数2000万人超え 14年ぶり(15年4月15日)
安藤社長、欧米線とカンボジア・ラオス誘致意欲 関空の路線拡大(15年5月15日)
関空・伊丹の運営権、安藤社長「高すぎない」 EBITDA倍率は11.5倍(15年5月15日)
新関空会社、15年3月期営業益35.7%増 着陸料割引が奏功(15年5月14日)
関空、大阪市内行きバス24時間化へ シャワー室も整備(15年5月13日)
11回目の関空旅博、5月開催 クリス・ハートさんのライブも(15年4月27日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post
キーワード: