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ひなまつり当日の3月3日、全日本空輸（ANA/NH）は羽田発伊丹行きNH33便で、ひなまつりフライトを実施した。NH33便となったボーイング777-200型機（登録番号JA705A）は、幼児を含む乗客233人、運航乗務員2人、客室乗務員10人を乗せ、午後4時4分に羽田を出発した。
NH33便を見送るスタッフ＝3月3日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
ひなまつりを記念したフライトで、客室乗務員（CA）をはじめ、副操縦士や整備士、グランドハンドリング、グランドスタッフなど、運航に関わる大半の職種を女性が担当。2014年に引き続き、部門を横断しての実施となった。機長のみ男性が担当した。
羽田空港64番搭乗口では、1つひとつ直筆のメッセージを添えたひなあられを、CAなどが乗客に配付。平日夕方の羽田－伊丹線ということもありビジネス客が半数以上を占めたものの、びっくりした様子で受け取っていた。
桃の節句にちなみ、スタッフはピンク色を反射板やベスト、スカーフを着用。駐機場ではスタッフたちが「ANA 2015 ひなまつりフライト」とモップを使って水でメッセージを描き、横断幕を掲示して乗客を見送った。
この「水絵」は、2014年3月15日に福島で開催した「ボーイング747-400卒業フライト」の遊覧飛行で実施して以来2回目。羽田空港での実施は初めて。当日の東京地方は雨が降りそうな天気で、水絵の中止も予想されたが、スタッフたちはモップをしめらせて花の絵やメッセージを描いていた。
＊写真は計10枚。
当日の運航を担当したスタッフ＝3月3日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
ひなあられは1つひとつ直筆のメッセージを添えて手渡し＝3月3日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
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