エアバス, エアライン, 機体 — 2015年2月11日 07:22 JST

エアバス、ネパール航空にA320初納入

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エアバスは現地時間2月9日、ネパール国営のネパール航空(RNA/RA)に同社向け初号機となるA320型機を引き渡したと発表した。同社向けA320には、燃料消費を改善する翼端の「シャークレット」を装備。機体は独ハンブルクを出発し、ネパールの首都、カトマンズに到着した。

ネパール航空向け初号機のA320=15年1月 PHOTO: Christian Brinkmann H/Airbus

 RNAは2013年4月、同型機2機を購入する覚書(MoU)を締結。同年7月に正式発注していた。

 軽量な複合材で作られたシャークレットは燃料消費を約4%改善するもので、長さ約2.4メートル。従来機で翼端に備えられていたウイングチップ・フェンスに替わるもので、燃料コストを節約するだけではなく、航続距離を約100海里(約185キロメートル)延ばし、ペイロードを最大450キログラム増加させる。A320ファミリーの新造機にオプションで提供され、初号機の引き渡しを今年10-12月期(第4四半期)に予定するエンジン換装型のA320neoファミリーでは標準装備となる。

 A320は航法性能要件(RNP)を満たす装備を備え、ナビゲーションシステムにより事前に確定した路線を正確に飛行できる。特にカトマンズのような、山々に囲まれた高高度の空港での運用に役立つ。

 RNAは1958年設立。現在は国内25都市、国外4都市に就航。国際線はカトマンズからクアラルンプール線をデイリーで、ドーハ線を週3往復、バンコク線と香港線をそれぞれ週2往復ずつ運航している。

関連リンク
Airbus
エアバス・ジャパン
Nepal Airlines

ネパール航空、A320シャークレット機を正式発注(13年7月2日)
ネパール航空、シャークレット付きA320購入の覚書締結(13年5月1日)