エアライン, ボーイング, 機体 — 2015年2月3日 07:26 JST

ボーイング、奥凱航空に737-900ER 中国初納入

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 ボーイングはこのほど、中国の奥凱航空(OKA/BK)に同社向け初号機となる737-900ER型機を引き渡したと発表した。中国国内の航空会社が同型機を受領するのは初めて。

奥凱航空の737-900ER初号機=15年1月 PHOTO: Jim Anderson/Boeing

 OKAの737-900ERは1クラス編成200席を設定。内装にはLED照明など787と同等のものを取り入れた「ボーイング・スカイ・インテリア」を採用した。

 中国初の民間航空会社として北京で設立したOKAは、天津や西安などを拠点に国内外に100以上の路線を運航。現在、13機の737-800と737-300貨物型1機を保有している。737-900ERを8機のほか、737-800を4機、737 MAXを6機発注済み。

 737-900ERは737-800と比較し、座席数を31席多く設定。2014年12月末現在、デルタ航空(DAL/DL)やユナイテッド航空(UAL/UA)などに計287機を引き渡している。アジアでは大韓航空(KAL/KE)やインドネシアのLCC(低コスト航空会社)ライオン・エア(LNI/JT)などが導入している。

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Boeing
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