エアバス, エアライン, 機体 — 2014年12月23日 19:00 JST

エアバス、A330-800neoを6機確定受注 ハワイアン航空から

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 エアバスはこのほど、ハワイアン航空(HAL/HA)がA330-800neoを6機確定発注したと発表した。現地時間7月23日に発表した覚書(MoU)に基づく契約で、6機のA350-800を置き換えたもの。

ハワイアン航空のA330-800neoのイメージイラスト(エアバス提供)

 A330neoは、ファンボロー航空ショーで発表されたA330-800neoとA330-900neoの2機種からなる派生機。初号機の引き渡しは2017年10月-12月期(第4四半期)の予定で、ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000を搭載する。

 空力性能を強化するとともに、客室装備も改良。座席あたりの燃費を14%削減し、航続距離も最大400海里(740.8キロ)延びる見込み。メーカー標準座席数は、A330-800neoが246-252席、A330-900neoが300-310席。

 エアバスはこれまで、A330neoをデルタ航空(DAL/DL)から25機、航空機リースを手がける米国の金融サービス会社CITグループから15機、エアアジアX(XAX/D7)から55機を確定受注している。

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ハワイアン航空
Airbus
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