エアライン, 空港 — 2014年12月11日 18:55 JST

ANA、那覇空港に最上級「スイートラウンジ」 専用保安検査場も

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 全日本空輸(ANA/NH)は12月15日に、那覇空港国内線ターミナル内に最上級クラスのラウンジ「スイートラウンジ」を開設する。

那覇空港にオープンするANAスイートラウンジ=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 スイートラウンジは、同社マイレージサービスの最上位「ダイヤモンド」会員か、累計搭乗マイル数が200万マイル以上の乗客などが利用できる。国内線では羽田空港に次ぐ2番目の開設となる。ラウンジから直結する専用の保安検査場を設けることで、混雑を避けて搭乗できる。

 席数は41席で、ラウンジスペースが20席、ビジネス客向けのテーブル席が9席、長時間滞在者向けに照明を落とした席が12席。1日150人程度の利用を見込んでいる。

 スープやパン、ワインなど同ラウンジ既存のサービスに加えて、シークワーサージュースや泡盛をはじめ、沖縄にまつわるドリンクなどを提供する。アルコール類は6種類、ソフトドリンクは10種類を揃える。

 インテリアはミンサー織をモチーフとしたアートや、沖縄の海を連想させるガラスオブジェなどを用意。沖縄らしさを演出する。また、土産物などを置けるスペースを、国内線ラウンジでは初めて設置した。喫煙コーナーや携帯電話での通話コーナー、授乳室も設けた。

 ANAによると、上級顧客からスイートラウンジ開設の要望が寄せられている空港のうち、スペースが確保できた那覇から開設することにしたという。札幌や伊丹、福岡といった他の幹線空港も要望が多いことから、空港ターミナルの改修計画などと連動して新設を検討しており、今後3年から7年程度かけて整備を進めていく。

新制服を着用した空港係員(左)とコンシェルジュ=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

専用保安検査場を抜けて搭乗口へ向かえるスイートラウンジ=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

壁面にミンサー織をモチーフとしたアートを配したANAスイートラウンジ=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

スイートラウンジの席数は41席=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

手前のラウンジスペースは20席=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

各席に2口ずつコンセントを配したANAスイートラウンジ=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ゆとりをもたせたANAスイートラウンジ=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ビジネス客向けのテーブル席が9席=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

長時間滞在者向けに照明を落としたエリアは12席=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

長時間滞在者向けに照明を落としたエリア=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

照明を落としたエリアに置かれたオブジェ=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

奥に喫煙室や授乳室を設けたスイートラウンジ=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ドリンク類は泡盛など沖縄らしいものを用意=12月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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