エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2014年11月14日 21:56 JST

JALの777-300、羽田へ緊急着陸 けが人なし

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 11月14日午前、日本航空(JAL/JL、9201)の羽田発那覇行きJL905便(ボーイング777-300型機、登録番号JA8942)が、離陸後上昇中に左エンジンの振動が高くなり、緊急着陸を宣言して羽田空港へ引き返した。乗客465人と乗員12人に、けがはなかった。

JALの777-300同型機=13年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同便は午前8時35分(定刻午前8時30分)に羽田を出発。午前8時53分に離陸後、巡航高度に向けて上昇中に左エンジンの振動が高くなったことから、羽田の西南西110キロ、高度2万5千フィート付近で引き返しを決定した。

 午前10時20分ごろ緊急着陸を管制に宣言し、左エンジンを停止。右エンジンのみで同25分に羽田へ着陸し、同41分に到着した。着陸時は火災などのトラブルはなく、ノーマルランディング(正常着陸)だった。

 同便はその後、別の機材(777-200、登録番号JA8978)に変更し、乗客354人を乗せて午後0時57分に羽田を出発。午後1時15分に離陸し、那覇には定刻の午前11時15分から約4時間30分遅れの午後3時48分に到着した。再出発便に乗り切らなかった乗客は、羽田を午後2時25分に出発した日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)の石垣行きNU73便と、午後3時12分に出発した那覇行きJL919便で沖縄に向かった。

 JALでは、詳しい原因を調べている。

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