エアライン, ボーイング, 機体 — 2014年11月1日 14:52 JST

ボーイング、英モナークから30機の737 MAX 8受注

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 ボーイングは現地時間10月31日、英モナークエアライン(MON/ZB)から30機の737 MAX 8を確定受注したと発表した。カタログ価格で32億ドル(約3520億円)。7月に英国で開かれたファンボロー航空ショーで締結された合意に基づくもので、15機の737 MAX 8の追加購入権が含まれる。

モナークエアラインの737 MAX 8(ボーイング提供)

 MONは1968年創設の、ロンドン郊外のルートン空港など、英国内6都市を拠点に運航している航空会社。地中海やスペインのカナリア諸島など、おもにリゾート地に就航している。2013年には搭乗者数が同社史上最高の700万人を突破した。MONは737 MAX 8の導入により、単通路機はボーイング機への移行を進める。

 737 MAXシリーズは、737のエンジン換装型。48顧客からボーイング史上最速のペースで2325機を受注している。737 MAX 8の最終組立は、2015年に開始予定。ローンチカスタマーのサウスウエスト航空(SWA/WN)への初号機引き渡しは、17年7-9月期(第3四半期)を計画している。737 MAX 9は2018年、126席仕様(2クラス)の737 MAX 7は2019年に初号機の引き渡しを予定している。

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