企業, 官公庁 — 2014年9月8日 22:10 JST

ウェザーニューズのヘリ動態管理システム、ドクターヘリ搭載 内閣府訓練で活用

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 民間気象予報会社のウェザーニューズ(4825)はこのほど、機内持ち込み型のヘリコプター動態管理システム「FOSTER-copilot」が広域医療搬送訓練でドクターヘリに搭載されたと発表した。

「FOSTER-GA」で各機体の位置情報と気象情報を一元化(ウェザーニューズの資料から)

 FOSTER-copilotはウェザーニューズが2012年に開発したシステムで、機体の位置情報を対策本部など遠隔地で一元管理できるもの。今春にはテキストメッセージによる双方向通信機能を実装。スマートフォンに専用アプリをインストールし、メッセージを送受信、気象情報や状況の変化に即時性での対応が可能となった。

 訓練は内閣府が8月30日に実施。大分県と宮崎県、鹿児島県を南海トラフ地震の被災地として想定した。当日はドクターヘリ9機に搭載し、災害対策本部や航空搬送拠点臨時医療施設(SCU)、基地病院などに位置情報などを送信。本部などでは運航判断支援ツール「FOSTER-GA」の画面に位置情報と気象情報を表示、医療搬送が可能な機体の選定と、運航判断に活用した。双方向通信は9機中1機のみに導入した。

FOSTER-copilot(ウェザーニューズの資料から)

 FOSTER-copilotは現在、約7割のドクターヘリに搭載している。

 南海トラフとは静岡県沖から宮崎県沖にかけて存在する溝(トラフ)で、日本列島が位置する大陸プレートにフィリピン海プレートが沈み込むことで「ひずみ」を蓄積。これを解放することにより大地震が発生する仕組み。

 文部科学省の特別機関、地震調査研究推進本部は、南海トラフを震源とする地震は今後30年以内に70%の確率で発生、地震規模はマグニチュード8から9クラスと予測している。

関連リンク
ウェザーニューズ
広域医療搬送(内閣府)

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