エアライン, ボーイング, 機体 — 2014年7月31日 14:55 JST

ANA、787-9国際線仕様は215席

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 全日本空輸(ANA/NH)は7月31日、ボーイング787-9型機の国際線仕様の座席数を発表した。2015年3月までに初号機を受領する。

ANAの787-9国内線仕様初号機=7月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ビジネスクラス48席とプレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス146席の計215席。787-8の国際線長距離仕様の169席(ビジネス46席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー102席)よりも46席増える。

 投入時期や路線、シートの仕様などについては、決まり次第発表するという。

 一方、8月4日から定期便に投入する国内線仕様はプレミアムクラス18席、普通席377席の計395席。従来の787-8の国内線仕様機と比べ、60席(プレミアム6席、普通席54席)多く設定。座席数と貨物搭載量が787-8と比べて約1.2倍に増えることで、運航コスト低減が見込まれる。

 ANAでは787-8を36機発注し、28機を受領済み。787-9は44機発注済みで、787全体では80機を発注。787の発注機数としては世界最大となっている。

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