成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は9月8日、国土交通省の2026年度「自動物流道路の社会実装に向けた実証実験」に採択されたと発表した。成田空港内で複数台の搬送機器による自動走行などを、NAAら5者で検証する。荷役作業や複数台の自動走行など、実際の運用を想定した技術検証を年度内に実施する。

自動物流道路の実証実験を始める成田空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
実証は成田空港内の施設で実施する。実験実施者は千葉県を代表とし、NAAと大林組(1802)、立体ロボット倉庫を開発するCuebus(キューバス、東京・台東区)、NTTデータ(東京・江東区)が参画する。具体的な場所や日程は決定後に公表する。
自動物流道路(オートフロー・ロード)は、道路空間に物流専用スペースを設け、クリーンエネルギーを電源とする無人・自動化された輸送手段で貨物を運ぶ物流システム。国交省が社会実装に向けた取り組みを進めている。
2025年度には、成田空港周辺をフィールドとした実証実験が国交省に採択され、自動運転技術を活用した搬送機器の走行性能などが検証された。
NAAは2025年6月に策定した「SORATO NRT(ソラト ナリタ)エアポートシティ構想」で、空港内貨物施設を起点とする自動物流道路の整備を位置付けている。将来は、空港内や隣接する公道、周辺物流地域を結ぶ新たな物流システムとして、自動物流道路の構築を目指す。

自動物流道路のイメージ(国交省のサイトから)
関連リンク
自動物流道路(オートフロー・ロード)(国土交通省)
成田国際空港
千葉県
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NTTデータ
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