エアバスは現地時間7月21日、次世代単通路機向けの高翼幅を評価する新たな飛行試験キャンペーンを開始したと発表した。エアバスの研究・技術プログラム「Wing of Tomorrow」の次段階で、折りたたみ式の翼延長部を既存機のA321neoに装着し、実際の飛行条件下で評価する。

エアバスの次世代単通路型機開発へ折りたたみ式の延長翼を導入するA321neo(イメージ、同社提供)
装着する翼延長部は長さ数メートルで、飛行中は展開する折りたたみ式の翼を再現する。飛行中の挙動を捉える試験装置を搭載し、翼幅の拡大が機体の操縦性に与える影響を評価する。評価期間は今後3年間で、実物大の翼延長部を設計・製造し、飛行試験を展開する。
Wing of Tomorrowはエアバスが展開する最大規模の研究・技術プログラムの1つで、次世代の翼技術の設計と開発に注力する。長く軽量でスリムな主翼を開発し、空力効率の最大化と、燃料消費の削減を目指す。主翼の延長部は、英国にあるエアバスの主翼技術開発センターで組み立てられ、仏トゥールーズでの飛行試験を予定する。
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