ボーイングの2026年2月の引き渡しは前年同月比7機増の51機で、主力小型機の737 MAXの納入が2カ月ぶりに前年同月を上回った。受注は8機増の21機だった。競合のエアバスは2月に35機(前年同月40機)を引き渡し、28機(同14機)を受注した(関連記事)。
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引き渡し

2カ月ぶりに納入が前年を上回った737 MAX=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
引き渡しの内訳は737が43機(前年同月32機)、767が3機(5機)、777が2機(2機)、787が3機(5機)だった。
787は3機すべてが長胴型の787-9で、シンガポール航空(SIA/SQ)系LCCのスクート(TGW/TR)とルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)、ユナイテッド航空(UAL/UA)へ1機ずつ引き渡した。標準型の787-8と超長胴型の787-10は納入がなかった。
777は2機とも貨物型の777F貨物機だった。737は43機すべて737 MAXで、このうちユナイテッド航空が11機受領。サウスウエスト航空(SWA/WN)やライアンエア(RYR/FR)など各社で導入が進み、リース各社にも引き渡した。
737 MAXは前月(1月)に37機納入。前年同月は40機で、大幅増が続いていたが微減となり一服した。
受注
受注は737が7機(前年同月は13機)、767が6機(ゼロ)、777がゼロ(ゼロ)、787が8機(ゼロ)だった。
787はすべて787-9で、カザフスタンのエア・アスタナ(KZR/KC)から5機、カナダのウエストジェット(WJA/WS)から2機受注。匿名顧客からも1機受注した。
737は7機すべてが737 MAXで、全機を匿名顧客1者から受注した。
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