ボーイングは現地時間1月7日、アラスカ航空(ASA/AS)が737-10(737 MAX 10)を最大140機、787を5機追加発注したと発表した。同社史上最大となる航空機発注で、787は胴体がもっとも長い787-10を受領する意向を示した。両機種とも初導入になる。

アラスカ航空が発注した787-10(手前)と737-10(ボーイング提供)
737-10の内訳は、確定発注が105機、オプションが35機。アラスカ航空は機材更新を進めており、737 MAXファミリーで最大の737-10を導入することで、座席あたりの運航コストを低減し、高需要路線への対応力を強化する。必要に応じて他の737 MAXモデルへ変更できる柔軟性も確保した。
787-10は、既存のオプション権を行使して5機発注。787ファミリーで最大の機体で、アラスカ航空は現在、経営統合したハワイアン航空(HAL/HA)が導入した787-9を5機運航している。今回の発注分を含めると、787の受領待ちは12機となり、将来的に787は17機体制に拡大する。同社は2030年までに、拠点とするシアトルから少なくとも12の長距離国際線を運航する計画で、欧州やアジアへの路線拡大に充てる。

アラスカ航空の787-9新塗装初号機(同社提供)
また、今回の発表に合わせて新塗装「グローバル・リバリー」をまとった787-9の初号機も公開。新デザインはオーロラからインスピレーションを得たもので、深いミッドナイトブルーと鮮やかなエメラルドグリーンが特徴で、塗装には約1000時間を要したという。
アラスカ航空グループのベン・ミニクッチ社長兼CEOは、「今回の投資は、2035年までに機材数を550機以上に拡大する計画の一環だ」と述べた。両社のパートナーシップは、アラスカ航空が727を受領してから今年で60周年を迎える。
関連リンク
Alaska Airlines
・アラスカ航空、ロンドン26年5月就航 新デザイン787-9投入、シアトル長距離線拡充(25年12月12日)
・ハワイアン航空、HA便名が26年4月消滅 2レター「AS」に(25年10月13日)
・アラスカ航空、787-9に新デザイン26年1月から シアトル長距離路線を強化(25年8月6日)
・アラスカ航空、ハワイアン航空の買収完了 運航は個社継続(24年9月19日)
・ハワイアン航空、787-9初受領 4月就航(24年2月28日)
