テキストロン・アビエーションは、最新中型ビジネスジェット「セスナ・サイテーション・アセンド(Cessna Citation Ascend)」を初納入した。世界で1000機以上が引き渡されたベストセラー「560XL」シリーズの系譜を継ぐ最新モデルで、客室の床面を「フラットフロア」に一新した。

セスナ・サイテーション・アセンド(テキストロン・アビエーションのサイトから)
最初の顧客へは現地時間2025年12月30日に引き渡された。FAA(米国連邦航空局)の型式証明を11月に取得しており、今回の初納入で就航を果たした。
最大の特徴として、客室の床面を完全に平らな「フラットフロア」に刷新。従来機は通路部分を一段下げた構造だったが、足元の段差を解消して居住性を大幅に高めた。
コックピットにはガーミン製「G5000」を採用。エンジンはプラット&ホイットニー・カナダ製PW545Dを2基搭載する。最大巡航速度は441ノット、航続距離は乗客4人搭乗時で1940海里(3593キロ)となる。
2023年の発表後に開発が進められ、客室の窓は従来比で約15%大型化された。人気の高い中型ビジネスジェット市場で、快適性と性能を再定義するモデルとして訴求していく。

セスナ・サイテーション・アセンドの客室(テキストロン・アビエーションのサイトから)

セスナ・サイテーション・アセンドのシェード(テキストロン・アビエーションのサイトから)

セスナ・サイテーション・アセンドのコックピット(テキストロン・アビエーションのサイトから)

セスナ・サイテーション・アセンドの客室(テキストロン・アビエーションのサイトから)

セスナ・サイテーション・アセンド(テキストロン・アビエーションのサイトから)
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