エアバス, 官公庁, 機体 — 2026年1月2日 10:34 JST

スペイン軍、次世代電子戦機開発でエアバス・インドラ連合選定 3機体制

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 エアバスの防衛宇宙部門エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは、スペイン軍のSIGINT(将来型信号情報)機の概念定義研究に選定された。スペイン国防省から同国の防衛システム大手インドラ・グループと共に選定され、18カ月間にわたり最適なプラットフォームを分析する。

スペイン航空宇宙軍SIGINT機のイメージ(エアバス提供)

 今回の研究では、標的の検知や特定を担う3機体制の国家的なソリューションを構築。エアバスが機体提案後、インドラと共にELINT(電子情報)やCOMINT(通信情報)システムの統合を検討していく。

 エアバスは、将来的に選定機体に対しインドラ製システムの実装や工業化に向けた改修を担う見通し。同社は民間機を多目的空中給油・輸送機A330 MRTTへ改修する拠点として、スペインのヘタフェに大規模施設を持つ。

 今回の選定で、エアバスが持つ民間機の軍用改修実績とセンサー統合の知見が改めて生かされる。スペイン軍のニーズに最適化した次世代の電子戦機開発に向け、プログラムの具体的な実施段階を定義していく。

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Ejército del Aire y del Espacio
Airbus

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