解説・コラム — 2025年12月28日 16:15 JST

経産省の連絡不能リチウムイオン電池業者リスト公表が1位 先週の注目記事25年12月21日-27日

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 12月21日から27日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、経済産業省がモバイルバッテリーなどリチウムイオン電池を使った製品の発火・発熱事故を念頭に公表した「製品安全4法における連絡不通事業者リスト」の記事でした。

経産省が公表した「製品安全4法における連絡不通事業者リスト」(同省サイトから)

第1位 経産省、連絡取れないリチウムイオン電池業者36社公表「連絡不通事業者リスト」

 経産省が公表したリストは、製品安全4法に基づくもので、同省から3回以上連絡しても19日時点で回答がない事業者が対象。モバイルバッテリーなどの発火事故は、粗悪品が原因とみられることから、連絡が取れない輸入・販売事業者を公表することで、消費者に注意喚起しています。


【動画】「火元はモバイルバッテリー」JAL CAが火災対応を実演

 航空機内にリチウムイオン電池を使ったモバイルバッテリーを持ち込む場合、国土交通省航空局(JCAB)は今年7月8日から頭上の手荷物収納棚にはしまわず、手元で保管するよう求めています。日本航空(JAL/JL、9201)では、年末年始の繁忙期に普段は飛行機を利用しない人も多く搭乗することから、客室乗務員による対応策を今月2日に公開。リチウムイオン電池を使った製品は、預け荷物として空港で預けられないことや、手元で状態を確認できるようにして欲しいと呼びかけています。

第2位 フライトレーダー24、今年もサンタ追跡 YouTubeでライブ配信も

 第2位は、クリスマスシーズン恒例となった航空機の位置情報提供サービス大手「フライトレーダー24(Flightradar24)」によるサンタクロースの“フライト”「#SANTA1」の追跡。日本上空も24日午後に通過しています。

第3位 JAL A350-1000、イスラエル機接触でNYなど欠航30便 2月も影響の可能性

 第3位は、JALのエアバスA350-1000型機による運航便の欠航や機材変更の25日から1月30日分。ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)で現地時間114日に発生した、駐機中のJAL機(A350-1000、登録記号JA10WJ)に対し、トーイング中のアルキア・イスラエル・エアラインズ(AIZ/IZ)のA330-200(9H-ALC)が接触したものです。

先週の注目記事
1. 経産省、連絡取れないリチウムイオン電池業者36社公表「連絡不通事業者リスト」

2. フライトレーダー24、今年もサンタ追跡 YouTubeでライブ配信も

3. JAL A350-1000、イスラエル機接触でNYなど欠航30便 2月も影響の可能性

4. フライトレーダー24、ボーイングにデータ提供

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先週の注目記事バックナンバー
JFKでJAL A350-1000にイスラエル機接触が1位 先週の注目記事25年12月14日-20日

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