国土交通大臣の諮問機関である運輸審議会は2月10日、日本航空(JAL/JL、9201)グループのスプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)が提出した関西空港への運航許可申請について、許可することが適当であると国交相に答申した。国土交通省航空局(JCAB)が正式に許可した場合、3月24日からヤマトホールディングス(9064)の“クロネコ貨物機”で関空へ乗り入れる見通し。同社は以前関空へ旅客便を運航しており、再就航となる。

運輸審議会から関空就航を「適当」と判断されたスプリング・ジャパン。許可後は“クロネコ貨物機”で乗り入れる=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ヤマトHDは2024年4月11日に、エアバスA321ceo P2F型貨物機による貨物専用便を就航。JALグループが運航・整備を担い、運航などはスプリング・ジャパンが担当する。JCABから就航が許可された場合、関西-札幌(新千歳)線の貨物専用便を1日1往復運航する。
スプリング・ジャパン(当時・春秋航空日本)は2016年9月28日に、旅客便の成田-関西線を開設し関空へ初就航した。同社唯一の関空路線だったが、2017年夏ダイヤ最終日の10月28日に運休。関西空港から首都圏へ向かう中国人ツアー客の需要鈍化によるもので、同空港から事実上撤退していた。
関空と成田、羽田、伊丹、福岡の5空港は、乗り入れに国交相による事前許可を必要な「混雑空港」に指定されている。審議会では許可が妥当かを審議する。運輸審議会での審議対象となるのは、混雑空港に乗り入れる国内線のみで、国際線は対象外となる。
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