スカイマーク(SKY/BC、9204)の2025年11月利用実績は、座席利用率(ロードファクター)が82.5%で前年同月を0.3ポイント上回った。

11月の利用率が82.5%だったスカイマーク=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
有償旅客数は前年同月と比べて1.2%増の67万6646人で、提供座席数は0.5%増の82万2696席、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は0.6%減の8億5649万7000席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は0.3%減の7億680万人キロだった。
方面別の座席利用率は、羽田発着の86.8%(0.4ポイント低下)がもっとも高く、福岡発着の86.5%(1.2ポイント上昇)、那覇発着の81.5%(3.2ポイント低下)、新千歳発着の81.4%(5.6ポイント上昇)、神戸発着の78.6%(0.6ポイント低下)と続いた。
また、前月10月の利用実績は、座席利用率が85.7%(前年同月比3.2ポイント低下)で、有償旅客数は72万6327人(2.9%減)、提供座席数が85万5795席(0.5%増)、ASKが0.2%減、RPKが3.8%減。羽田発着の座席利用率は、89.1%(2.3ポイント低下)だった。
羽田発着の利用率は、2024年度は8月から10月まで90%台を記録していたが、今年度は11月まで一度も到達しておらず、11月時点で10月の89.1%が年度内の最高値となっている。
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