エアライン, 空港 — 2025年8月15日 11:55 JST

大韓航空、仁川拡張部に新ラウンジ　リニューアルも一部完了8/18オープン

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　大韓航空（KAL/KE）は現地時間8月14日、拠点とする仁川国際空港のラウンジの一部リニューアルを完了したと発表した。第2ターミナル（T2）の拡張部に設ける新ラウンジを含めた4カ所で、18日から運営する。2026年初旬にはファーストクラスラウンジなど3カ所もオープンし、拡張後の総面積は約2.5倍に、座席数はほぼ2倍に増える。

大韓航空が仁川空港に新設する「プレステージ・ガーデンラウンジ」（同社提供）

　今回完成したのは、マイル会員制度「スカイパス」の上級会員でビジネスクラス以上の乗客などが利用できる「マイラークラブラウンジ」のほか、「プレステージ東ラウンジ（右エリア）」。また、東西の「プレステージ・ガーデンラウンジ」を新設し、計4カ所を供用する。

　リニューアルする「マイラークラブ」と「プレステージ東ラウンジ（右エリア）」には、シャワー室のほか、個室にマッサージ機を設置する「ウェルネスエリア」、ワーキングスペースを用意する「テックエリア」、大型画面を備え会議にも対応する「ミーティングルーム」などを設ける。

大韓航空が刷新する「マイラークラブラウンジ」（同社提供）

　新設する「プレステージ・ガーデンラウンジ」は、空港の増設エリアに新設。モダンでシンプルをコンセプトとし、東ラウンジは韓国の伝統庭園を模した屋外庭園を、西ラウンジはモダンな庭園を提供する。

　4カ所のオープン後もリニューアルを進め、残りの「ファーストクラスラウンジ」「プレステージ東ラウンジ（左エリア）」「プレステージ西ラウンジ」の3カ所を2026年初旬にオープンする見通し。リニューアル完了後は総面積が現在の5105平方メートルから約2.5倍の1万2270平方メートルへと広がり、総座席数は現在の898席から1566席へと増加する。

　大韓航空はアシアナ航空（AAR/OZ）の子会社化に伴い、新しいCI（コーポレートアイデンティティ）を3月11日に発表。1984年以来41年ぶりにロゴを刷新したほか、機体デザインも新しくした（関連記事）。